LAST Drip Designs LABORATORY|革研究室(株式会社ラストドリップデザインズ)

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株式会社ラストドリップデザインズ

LAST Drip Designs Co., Ltd.
Leather LABORATORY / 革研究室

ようこそ、LAST Drip Designsへ。
ここは、ブランドの紹介と、私たちが扱う革素材や製作の探求を記録する場所です。

※ラボラトリーは販売ページではありません。

 

公式通販は下記サイトよりご利用いただけます。

▶ 本ヌメ革専門店|ラストドリップデザインズ

▶ クリアPVC専門店|acaa by LAST Drip Designs

 

私たちは職人であり、同時に事業者です。

だからこそ、取り扱う革という素材の構造や性質を正しく理解・整理し、企画・製造・販売に至る思考とプロセスを、透明性をもって説明する責任があると考えています。

作ること。売ること。
そこに留まらず、過程を言葉にし、判断材料として整えていく。ここは、そのための場所です。

Purpose: Transparency Focus: Vegetable Tanned Leather Method: Craft + Documentation

ここで扱う内容は、主に私たちの探求の結果と、その過程で得た知見です。革に対する理解を深め、製作者と購入者の認識のずれを減らし、選択の精度を上げる。そのための”報告”と”保管”を行います。

 

01 / POSITION

革は普及している。理解は普及していない。

KEY FINDINGS

  • 革は広く流通しているが、その流通経路や鞣し工程、繊維構造は断片的に語られやすい。
  • 経年変化は「好み」の問題以前に、条件と構造によって説明できる現象である。
  • 事業者は素材の特性を曖昧にしない責任を負う。

 

私たちが扱う革はすでに多くの人の手に渡っている素材です。けれど、その成り立ちや構造、そして変化の理由までが十分に共有されているとは言い切れません。

私たちは作る側として、その曖昧さを放置しない。作ることと同じくらい、正しい理解を整えることも仕事の一部だと考えています。

革は完成品ではない。
時間と条件で、表情も性質も変化する素材である。
 

02 / CORPORATE

職人であることと、企業であること。責任の重さは同じである。

事業内容

株式会社ラストドリップデザインズは、福岡県北九州市を拠点に、本ヌメ革(植物タンニンなめし革)を使用した革製品の企画・製造・販売を行う企業です。

自社レザーブランド「LAST Drip Designs」を運営し、革鞄・革財布・革小物類を中心に、WEB限定の受注生産形式で展開しています。素材の個性と経年変化を前提に、長期使用に適した設計と品質管理を行っています。

 

少人数体制であっても、事業者である以上、その説明責任が軽くなることはありません。責任主体が明確であることを、私たちは前提としています。

 

03 / BRAND

素材の個性と経年変化を前提に、日常の道具として成立させる。

LAB NOTE

  • 無染色・無垢の革は個体差が見えやすい素材である。だからこそ、設計と説明が要になる。
  • 使い続けられることが価値になる。見た目だけでは完結しない。
  • 受注生産は特別感のためではなく、品質管理のための運用である。

 

ブランドについて

「LAST Drip Designs」は、本ヌメ革の風合いと経年変化を重視したレザーブランドです。無染色・無垢の革を中心に、素材の特性や個体差を尊重しながら、日常使いに適した機能性とデザイン性の両立を目指しています。

すべての製品は受注生産とし、適正な生産管理体制のもとで品質維持に努めています。

 

事業方針

当社は「長く使える製品づくり」を軸に、過度な大量生産を行わず、持続可能な事業運営を目指しています。

素材の特性や製作工程について、必要な範囲を丁寧に開示し、透明性のある情報発信を通じて、利用者との信頼関係の構築に努めています。

 

素材を語ることは、売るためだけではない。長く使い続けるための理解を、ともに育むためでもある。

 

OFFICIAL ONLINE STORE

公式通販サイトのご案内

お探しの作品にあわせて、下記公式通販サイトをご利用ください。

▶ 本ヌメ革専門店|ラストドリップデザインズ

▶ クリアPVC専門店|acaa by LAST Drip Designs

MATERIAL / 主要素材

主要素材について

株式会社ラストドリップデザインズでは、素材を製品設計の起点としています。
素材の特性を正しく活かすことが、品質と耐久性、そして長期使用の価値につながると考えています。

無染色の本ヌメ革(植物タンニンなめし革)ノンファンデーションレザー

MATERIAL 01

ノンファンデーションレザー

Non-Foundation Leather

無染色・無垢の本ヌメ革(植物タンニンなめし革)を使用した素材です。
化学的な着色を行わず、革本来の表情や個体差を尊重します。

使用とともに飴色へと変化し、持ち主の時間が刻まれていく特性を前提に、
当社の主要ラインに採用しています。

 
 
 

英国発祥のブライドルレザー(蜜蝋仕上げ)クラフトブライドルレザー スケッチ

MATERIAL 02

クラフト ブライドルレザー スケッチ

Craft Bridle Leather Sketch

蜜蝋を含浸させたブライドルレザーの仕上げに着目し、染色加工を含めて自社設計した独自素材です。
堅牢性と重厚感を備え、耐久性を求める製品に適しています。

使用を重ねることで蝋が馴染み、独特の艶が現れます。
当社では用途と設計意図に応じて素材を選定しています。

創ること、作ること、使うこと

WORK

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“道具は使われて初めて意味をもつ”

私たちが作るものは、完成品ではありません。
使われることで意味を持ち、時間とともに変化する素材です。

作ることは、売ることよりも前にある。価格は希少性ではなく、工程と品質管理に基づく。

大量消費を前提にしない設計を行う。捨てられる前提ではなく、受け継がれる前提で構造を組む。

適正価格の構造

価格とは、継続可能性の数値化です。素材・工程・管理体制が維持できる条件の上にのみ成立します。

大量生産をしない理由

特別感の演出ではなく、設計意図と品質を守るための判断です。

受け継がれる前提

物が消費されて終わるのではなく、受け継がれ続けることで大量消費を減らす。

それは事業の継続とも同じ思想です。

作るとは、時間に責任を持つこと。
 
 
 
 

NON-FOUNDATION LEATHER

本ヌメ革を定義する。

素肌のような、無垢な革。

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LAST Drip Designs EST. 2020 / JAPAN

素材の、その前へ。

私たちは、ヌメ革の原点ともいえる素材、 「本ヌメ革」と向き合い続けています。

染める前の色。
隠される前の傷。
生きていた頃から刻まれている表情。

人の素肌が一人ひとり異なるように、 革にも同じものはひとつとしてありません。

その違いを整えすぎず、 素材そのものを作品へ。

違うことを、隠さない。

シワも、傷も、色の違いも。

人であれば、その人らしさとして受け入れられるものが、 革になると「均一ではない」という理由で 隠されることがあります。

私たちは、その違いこそが 革の持つ本来の表情だと考えています。

同じ本ヌメ革でも、
同じではない。

動物が違えば、革の個性も違います。

それは優劣ではなく、 それぞれが持つ素材としての違いです。

COWHIDE

牛革

基準となる、本ヌメ革。

ハリ、コシ、厚み、表情。 革製品としてのバランスに優れ、 LDDsの基準となる素材です。

PIGSKIN

豚革

個性を楽しむ、本ヌメ革。

毛穴や色の揺らぎなど、 均一ではない表情そのものを 魅力として楽しむ素材です。

DEERSKIN

鹿革

柔らかさを楽しむ、本ヌメ革。

もっちりとした柔らかさと、 自然に生まれる豊かなシボを 楽しむ素材です。

HORSEHIDE

馬革

力強さを楽しむ、本ヌメ革。

高い繊維密度とハリ。 粗く荒々しい表情を 魅力として楽しむ素材です。

では、
本ヌメ革とは
何なのか。

「ヌメ革」という言葉には、 とても広い範囲の革が含まれています。

私たちが「本ヌメ革」と呼ぶのは、 その中でも、できる限り原点に近い状態で残された革です。

“皮”から、“革”へ。

原皮から革へ。
いくつもの工程を経て、 私たちが手にする革は生まれます。

原皮
01 PROCESS

原皮。

革になる前の、皮。
傷も、シワも、生きていた時間も、 まだそのまま残っています。

水洗い・水戻し
02 PROCESS

洗う。戻す。

原皮に付着した塩分や汚れを洗い流し、 水分を戻しながら、 皮本来の状態へ近づけていきます。

脱毛・フレッシング
03 PROCESS

取り除く。

毛や余分な脂肪などを取り除き、 鞣すための状態へ整えていきます。

植物タンニン鞣し
04 PROCESS

鞣す。

植物から得られるタンニンを皮へ浸透させる。
この工程を経て、 “皮”は腐敗しにくい“革”へ変わります。

水絞り・加脂
05 PROCESS

整える。

余分な水分を取り除き、 必要な油分を加えながら、 革としてのしなやかさや耐久性を整えていきます。

乾燥
06 PROCESS

乾かす。

水分を含んだ革を乾燥させ、 素材としての状態を少しずつ落ち着かせていきます。
その後、銀面などを整えながら、 素材として保管できる状態へ仕上げていきます。

NON-FOUNDATION LEATHER

本ヌメ革。

私たちが「本ヌメ革」と呼ぶのは、
ここまでの工程にとどめた革です。

染料や顔料によって色を覆う前。

素材として必要な調整を行いながらも、 傷やシワ、 色の揺らぎといった革本来の表情を大きく隠していない状態。

LAST Drip Designsでは、 このような革を 「本ヌメ革」と捉えています。

再鞣し・染色
07 PROCESS

色と性質を与える。

再鞣しや染色などによって、 用途に応じた柔らかさや色、 風合いへ整えていきます。

仕上げ・塗装
08 PROCESS

仕上げる。

表面の色や艶、触感などを調整し、 用途や求められる表情に合わせて 革としての完成度を高めていきます。

完成した革
09 PROCESS

革になる。

こうして一枚の皮は、 人の手と時間を重ねながら、 私たちが使う「革」になります。

※皮革の製造工程・順序・処方は、 タンナー・革種・地域・製法等によって異なります。 ここでは植物タンニン鞣しの工程をもとに、 LAST Drip Designsが「本ヌメ革」をどのように捉えているかを 分かりやすく再構成しています。

素肌のような、無垢な革。

完成させすぎないこと。

使い手の時間によって、 その人だけの革へと変わっていく余白を残すこと。

NON-FOUNDATION LEATHER

私たちが残したいもの。

01 染めない。
02 隠さない。
03 均一にしすぎない。
04 育つ余白を残す。

それが、LAST Drip Designsが考える
Non-Foundation Leatherです。

すべての革を、
本ヌメ革とは呼ばない。

私たちが魅力を感じる革のすべてを、 「本ヌメ革」という言葉の中へ 無理に取り込むことはしません。

すでにタンナーによって完成された素材には、 その素材にふさわしい向き合い方があります。

素材を定義することと、 素材に敬意を払うこと。

定義しないことも、
素材への敬意である。

定義するのは、
私たちだけではない。

ここまで、本ヌメ革とは何なのかを 私たちなりにお伝えしてきました。

しかし。

本ヌメ革を本当に定義できたかどうかを、 私たち自身が決めることはできません。

私たちにできるのは、 私たちが考える本ヌメ革をつくり、 届け続けること。

それを手に取り、 使い、育ててくださった皆さまが、

「本ヌメ革とは、
こういう革なんだ。」

と感じてくださること。

そして、その認識が少しずつ 人から人へ受け継がれていったとき。

初めて「本ヌメ革」という言葉が 定義されたのだと、 私たちは考えています。

受け継がれていく本ヌメ革

LAST Drip Designs

受け継がれる前提。

FOR THE LEGACY.

© LAST Drip Designs Co., Ltd.
無断転載・複製・二次利用を禁じます。

Story Direction & Writing : Takahiro Ikeda

本コンテンツの画像制作にはAI技術を活用しています。
掲載されている人物・工場・設備等は、 実在する特定の人物・施設を撮影したものではありません。文章制作にも一部AI技術を活用し、 職人としての経験・知識・考え方をもとに再構成しています。革づくりの工程や考え方には、 タンナー・地域・製法等によって異なる場合があります。本コンテンツが革を知るきっかけとなり、 それぞれの理解につながれば幸いです。

素材の個性を尊重し、

一日一日の積み重ねを大切にする。

その姿勢を、ものづくりの基盤としています。

 

国内外の優れた素材を選定し、

設計と技術を通じて

「長く使える道具」として形にする。

それが、

株式会社ラストドリップデザインズの事業です。

 

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