LAST Drip Designs LABORATORY|革研究室(株式会社ラストドリップデザインズ)

Maintenance|Leather Care


本ヌメ革の経年変化

NON-FOUNDATION LEATHER / CARE GUIDE

無染色無垢の
本ヌメ革の育て方


本ヌメ革は、完成品ではなく、
時間とともに完成へ向かう素材です。


このページでは、無染色・無垢の本ヌメ革を前提に、
必要なケアと考え方を整理します。


01

ABOUT THE MATERIAL

本ヌメ革とは


Non-Foundation Leatherは、ラストドリップデザインズが展開する無染色・無垢の本ヌメ革です。
植物タンニン鞣しのみで仕上げた素材であり、革本来の表情や個体差をそのまま受け止める設計思想を前提としています。

CARE PREMISE


傷や染みを、完全に避けるための革ではありません。


経年変化を最も楽しめる一方で、水染みや傷が目立ちやすい特性も持ちます。
その揺らぎを含めて育てる素材です。


02

MAINTENANCE TIMING

メンテナンスの目安


革には元々油分が含まれていますが、使用環境や保管状態によって乾燥の度合いは変わります。
決まった周期で必ずケアするというより、革の状態を見ながら補うことが基本です。


本ヌメ革 使用イメージ

UV / OUTDOOR

紫外線の強い環境
月に1回程度

INDOOR

室内中心の使用
3ヶ月に1回程度

BAG


1ヶ月に1回程度

WALLET / SMALL GOODS

財布・小物
2〜3ヶ月に1回程度


※上記はあくまで目安です。表面に乾燥感がなく、革がしっとりしている場合は無理に油分を足す必要はありません。


03

BASIC CARE / 4 STEPS

基本ケアの手順


基本は、
「落とす → 補う → 馴染ませる → 仕上げる」
です。やりすぎないことが、長く美しく育てる近道です。


本ヌメ革の埃を乾いた布で拭き取る

STEP 01 / CLEAN

乾いた布で埃を落とす

表面の埃をやさしく拭き取ります。汚れがある場合も、まずは乾拭きから始めます。

POINT 強く擦らず、押さえるように。


本ヌメ革へ薄く油分を補給する

STEP 02 / CONDITION

必要に応じて薄く油分補給

乾燥が気になるときだけ、薄く塗布します。塗りすぎはムラやベタつきの原因になります。

POINT 米粒〜小豆量を薄く伸ばす程度。


本ヌメ革をブラッシングする

STEP 03 / BRUSH

ブラッシングで均一に馴染ませる

毛並みを整えながら、油分を広げます。最後の艶出しにも役立ちます。

POINT 一定方向に、軽く往復。


本ヌメ革を乾拭きで仕上げる

STEP 04 / FINISH

乾拭きで仕上げる

余分な油分を拭き取り、手触りを整えます。ここで質感が安定します。

POINT 最後は“磨く”より“整える”。


04

WATER / STAIN

水濡れ・汚れへの対応


本ヌメ革の水染み


水滴が長時間留まると、水染みが残ることがあります。
濡れた際は、乾いた布で軽く押さえるように水分を取り、風通しのよい場所で自然乾燥させてください。
ドライヤーなどによる急乾燥は避けます。

TIME IS PART OF CARE


すぐに消そうとしない。
時間の中で馴染ませる。


使い込むことで色艶が深まり、染みや小傷も次第に全体の表情へ馴染んでいきます。
時間をかけて育てることが、本ヌメ革にとって最も自然なケアです。


05

AGING / PATINA

経年変化を楽しむ


本ヌメ革の経年変化例


本ヌメ革は、使い込むほどに色艶が深まり、持ち主の時間を映します。
傷、染み、擦れ、手の油分。そうした日々の痕跡が重なりながら、
少しずつその人だけの表情へ変化していきます。

CARE PHILOSOPHY


完成させるのは、ケア用品ではなく、
使い続ける時間です。

MAINTENANCE GOODS


本ヌメ革のケアに使用できるメンテナンス用品は、
公式オンラインストア
にてご案内しています。

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