FOR THE LEGACY
この作品、
いつか誰かの
ANTIQUE.
はじめてその作品と出会った日。
そして、日々を共に過ごすうちに刻まれていく、あなただけの時間と記憶。
そんな積み重ねを、そっとひとつの形にしたいという想いから生まれた、
「FOR THE LEGACY」という考え方。
ここでは、LAST Drip Designsが大切にしている
“選ぶこと・使うこと・託すこと”という3つの軸から
一つの作品が辿る時間の流れをご紹介します。
🤲 選ぶこと ―
それは、自分を知るということ。
LDDsでは、牛・豚・馬・鹿――4種類の本ヌメ革をご用意しています。
どの革が、あなたの手にいちばんしっくりくるでしょうか。革に触れるということは、命と向き合うことでもあります。「生きている」という実感に、私たちは学び、感じ、時に立ち止まることもあります。
そして、素材の質感や色合い、触れたときの感覚――。
「これがいい」ではなく、「これが“わたしらしい”」と思える一枚に出会えたとき、その作品は、きっとあなたの時間とともに歩みはじめるのです。
✍️ 使うこと ―
それは、記憶を重ねていくこと。
手にしたその日から、革はゆっくりと表情を変えていきます。
手の脂、陽の光、バッグの中での擦れ――何気ない日常の積み重ねが、唯一無二の「あなたの作品」を育てていきます。
革に傷がついてもいい。少し汚れてもいい。大切なのは、その作品が、あなたの時間を知っているということ。名入れをしたその刻印も、いつしか色あせ、まるで物語の1ページのように馴染んでいくでしょう。
🤝 託すこと ―
それは、時間を次の誰かに繋ぐこと。
いつか、手放す日が訪れるかもしれません。
ライフスタイルの変化、引越し、新たな一歩。
けれどその時、「捨てる」ではなく、「託す」という選択をしてみませんか?
あなたがその作品と過ごした記憶、選び、使い、育ててきた時間は、次の誰かにとっての“はじまり”になるかもしれません。
そうしてこの作品は、“いつか誰かのアンティーク”として、時を超えて受け継がれていくのです。