革財布にしわができた時の対処法!しわになってしまう原因も解説
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エイジングを楽しめるのが魅力の革財布ですが、長く使用しているうちにしわができてしまったと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。大きなしわや折り目は、せっかくの革財布を古びて見せてしまうだけでなく、清潔感のない印象を与えてしまいます。そこで今回は、革財布に、折り目やしわができてしまった時の対処法についてご紹介します。
革財布にしわができる原因とは?
まずは、革財布にしわができてしまう原因についてみていきましょう。
革が硬い
革の種類によって、しわができやすい革と、しわができにくい革が存在します。基本的には、柔らかい革であればしわができにくい傾向にあり、鹿革、山羊革、羊革、カーフスキンなどがあげられます。一方で、しわができやすい硬い革には、豚革、ヌメ革、ブライドルレザー、コードバン、ブルハイドなどがあげられます。
さらに、シボのついたグレインレザーは、しっかりとほぐされているためしわが目立ちにくい傾向にあります。
革内部の栄養不足
革のケアを怠ると、表面についたゴミやホコリが革の油分を吸い取ってしまって、内部の栄養不足につながってしまいます。内部の栄養不足が生じると、しわやひび割れなどを引き起こす原因になるため、普段からクリームを使って定期的に革に栄養を与えてあげることが大切です。
水濡れ
革財布が水に濡れてしまった場合に、内部の水分量が崩れることによって、しわになってしまうことがあります。革財布が濡れてしまったら、革財布を満遍なく均一に湿らせるようにしてください。その後、風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させることで、内部の水分量を均一にし、しわができにくくなります。仕上げには、必ずクリームやオイルを塗りこんで保湿を行うようにしてください。
革財布にしわができた時の対処法
次に、革財布にしわができてしまった時の対処法についてご紹介します。
ドライヤーを活用する
手軽にしわを伸ばしたいという場合には、ドライヤーを活用するのがおすすめです。革から15cm程度離れたところから、30秒から60秒程度熱風を当てます。革財布がほどよく温まったら、手で縦方向と横方向に交互に引っ張り、やさしくしわを伸ばしましょう。
アイロンをかける
ドライヤーで解消できなかったしわでも、アイロンをかけることによって解消できる可能性があります。まずは、アイロンから水分を全て取り除き、一番低い温度に設定します。革財布のしわがあるところに、Tシャツやハンカチなどの厚手の綿素材の布を当ててください。そして、アイロンを静かに動かしてしわを伸ばします。
革の種類によっては、高温によって色が変化したり、表面が剥がれ落ちたりしてしまうこともあるので、まずは内側などの目立たない所で試すようにしましょう 。
財布をぶら下げる
細かいしわを取り除くためには、ハンガーなどを使って革をぶら下げるのもおすすめです。まずは、ハンガーにクリップで財布を固定します。その際に、クリップがしわの部分に触れないように注意してください。
次に、ハンガーにかけた財布を縦方向と横方向に交互に優しく引っ張ってしわを伸ばします。その後、換気の良い場所にハンガーをかけ一週間程度放置することで、財布の重量によって素材を元の形に戻すことが可能です。
革財布のしわを予防する方法
革財布にしわができるのを予防するためには、物を入れすぎないのが鉄則です。カードやレシート、小銭など入れすぎてしまうと、型崩れやしわの原因になるので注意しましょう。また、ポケットに財布を入れたまま椅子に座ってしまうのもしわの原因になります。出来れば鞄にしまうか、ジャケットの内ポケットに入れるようにしてください。
日頃から、しっかりとブラシやクリームを使ってお手入れをすることも、しわの予防につながります。革に栄養や潤いを与え、ツヤのある状態をキープしましょう。
まとめ
今回は、革財布にしわができてしまった時の対処法や、しわの予防法についてご紹介しました。 ドライヤーやアイロンで熱を加えたり、ハンガーに干したりすることで、しわを解消することが可能です。日頃からしっかりとお手入れをして、革にしわができにくい状態を心がけるようにしましょう。
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掲載元
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