アメリカの広大な土地を移動する、無骨で質実剛健なトラック乗りが愛した「トラッカーウォレット」。

LAST Drip Designs（ラストドリップデザインズ）が提供する同作品は、そんなトラッカーウォレットを再現し、無駄な装飾やデザインを加えず丈夫さ、頑丈さを意識して作られています。

今日は、そんなトラッカーウォレットの基本概要、おすすめポイントなどについて解説します。

トラッカーウォレットとは

トラッカーウォレットの由来は、1950年代にアメリカのトラック運転手の間で愛好された財布だったことから、トラック運転手（truck driver）＝「トラック乗りの財布」として、”トラッカーウォレット”と愛称付けられたと言われています。

元々は彼らが集金をしたり、配達伝票などの書類を入れて持ち歩く財布として重宝されていたそうです。

アメリカという、とにかく広い大地を縦横断し、集金の度に開け閉めすることを考えれば、「見た目や使いやすさを重視した普段使いの財布」では到底もちませんよね。アメリカのトラック乗りが、とにかく忙しい中でも、“煩わしさを感じず”に使える頑丈な財布として生み出されたのが「トラッカーウォレット」なのではないでしょうか。

トラッカー？トラッカーズ？

トラッカーウォレットは「トラッカーズウォレット」とも呼ばれることがあります。

「トラック乗りたち」に愛された財布ということで、”トラッカーズ”。トラッカーウォレットでも、トラッカーズウォレットでも、どちらでも同財布のことを言います。トラッカーウォレットをお探しの方は、どちらのキーワードでも調べてみると良いでしょう。

トラッカーウォレットの概要

LAST Drip Designs（ラストドリップデザインズ）が提供する、トラッカーウォレットの仕様は、オリジンモデルを再現すべく「長く使えて飽きがこない質実剛健さ」を重視して設計されています。

無駄な装飾もなく、財布としての基本要素だけを忠実に取り入れた無骨な仕上がりです。

本体素材には、ノンファンデーションレザーを使用。ノンファンデーションレザーは、「無染色無加工の無垢牛革」で、同社オリジナルのヌメ革素材です。革の経年変化を最大限に味わえる唯一無二のタンニン革と言えます。

本体サイズは2サイズ

「ラストドリップデザインズ」では、本体サイズはロングとミドルの2サイズで展開されています。

ロングモデル

【ロングモデルのサイズ】

・縦約9.5cm

・横約18.5cm

・厚み約2.5cm

・重さは約130g

ミドルモデル

【ミドルモデルのサイズ】

・縦約9.5cm

・横約14.0cm

・厚み約2.5cm

・重さは約110g

トラッカーウォレットの特徴

それでは、「ラストドリップデザインズ」のトラッカーウォレットの特徴について紹介します。

長く使える堅牢さ

「とにかく頑丈でかっこいいもの」を追求したトラッカーウォレットは、質実剛健さを追求して作られています。無駄な装飾やデザインは省き、使い勝手よりも大切なことは堅牢に長く使えるかということ。

財布は全て2.0mm厚の厚革のみで構成し、ヘリ漉きも入れず縫い上げています。ちょっとやそっとで壊れてしまうようなら、それはトラッカーウォレットとはいえません。

2部屋構造こそ魅力

トラッカーウォレットの特徴とも言えるのが、このシンプルな2部屋構造です。

長方形の革を切って貼って縫い上げるというシンプルな作りですが、これこそ無駄のない堅牢さと壊れにくさに繋がっています。

小銭入れのファスナーは「横引きタイプ」。現代では小銭の取り出しやすさから「L字タイプ」など創意工夫が込められていますが、横引きだからこそファスナーテープ（生地の部分）が摩耗し辛く壊れにくい。

更に、2部屋を繋ぐ部分をコの字に縫い上げることで、本来デッドスペースとなる部分が”カードポケット”に。カードやレシートなどの紙類を入れておける「フリーポケット」として活用できます。

後本体に面するポケットが、お札や書類などを収納できるスペース。縫い目に負荷がかかって縫いホツレが起こりにくいように、両端の上部に「カシメ金具」を取り付けて補強しています。

小銭入れ前に設置されたカードポケットは、やはり「免許証」などを入れておくためのもの。すぐに取り出し、許可証などを見せることができるよう、運転手のことを第1に考え設計されていたことが伝わります。

選べるフラップの長さ

同財布では、お客様の好みに合わせてフラップの長さを選べるようになっています。

※参考画像はロングモデル

「セミロング（写真左側）」と「ロング（写真右側）」を用意しており、加工費用は無料で承っております。

トラッカーウォレットの歴史を紐解く中で、フラップの長さは様々あり、これもトラック乗りの「手の癖」などを考慮した創意工夫の１つと考えられます。

チェーン取り付け穴

元来のトラッカーウォレットは、財布の置き忘れを防止するため、「ウォレットチェーン」とセットで愛用されていた資料が多数見受けられます。

ラストドリップデザインズでは、チェーン穴自体は初期設置されていませんが、「ハトメと2重リングを取り付ける加工」を加工費用”無料”で対応しています。

ご注文の際に、備考欄へ「ハトメ加工＋2重リング」と書いておくと、本体の正面向かって左上側に取り付けて届けてくれます。

別売りされている「ウォレットコード」を取り付けることで、元来のトラッカーズウォレットと同じように、パンツのベルトループなどに取り付けて持ち歩くことができます。

ウォレットコードの詳細はこちら

こだわりの天然無垢牛革

概要でもお伝えしたように、「ラストドリップデザインズ」のトラッカーウォレットには、使えば使うほどに革本来の味が出てくる「天然無垢の牛革」を使用しています。

一つ一つに革本来の無垢な濃淡や、トラ・シワ・傷などの荒々しさがあり、それもかっこよさになります。

使っていく上でのキズや汚れ自体も、全て ‘’作品’’ になるのがラストドリップデザインズのトラッカーウォレットの魅力です。

※参考画像は1年以上使用した作品

年月とともに飴色に育ち、深みある茶色（エンシェントイエロー）へ変化するトラッカーウォレットは、まさに使う人の生き様、渋さそのものといえるでしょう。

ハンドメイドにこだわる

ラストドリップデザインズの作品は、全て「受注生産」で製作しているため在庫品がありません。依頼を受けてから、１つ１つのオーダー内容に合わせ革を裁断し、組み上げて届けてくれます。

無染色無垢のノンファンデーションレザーは、表面加工が施されていないため、鮮度を保てるよう徹底して品質管理されています。

最適な革の状態で依頼された作品を届け続けるため、ラストドリップデザインズでは「ハンドメイド」にこだわり、取り組みを続けています。

注文から到着までに時間がかかることも、フルハンドメイドの楽しみの1つ。すぐに届く既製品ではなく、私のためだけに作ってくれる作品を選ばれてみてはいかがでしょうか。

トラッカーウォレットはこんな人におすすめ

トラッカーウォレット本来の使い方であるトラック運転手を始め、バイク乗り、アメカジ好きの人に非常に愛されています。

男の中の男的な質実剛健な財布であるため、10〜60代と年代は関係なく、本物のかっこ良さを探求する男性によく合うお財布です。装飾のないシンプルな見た目なので、普段使いからカジュアルなビジネスシーンにも相性が良く、本気で革を育てたい！という方には特にオススメです。

女性らしく可愛らしいお財布が苦手な女性も、こういった本革財布らしい無骨で無垢な革財布を、1度は試してみるのはいかがでしょうか。使い勝手の良いお財布とは違った、愛着が沸く革財布も良いものです。

女性から男性への贈り物にも最適です。こだわりが強く、同じ財布を長く愛用する方であれば、トラッカーウォレットのような無骨で育てがいのある本革財布は喜ばれることでしょう。

まとめ

今回は、男ロマンをくすぐる「トラッカーウォレット」についてご紹介しました。

自分自身へのご褒美として購入するのも良し、旦那さんやご家族などへのプレゼントとしてもいいでしょう。

※名入れ刻印はオフィシャルサイト限定のサービス

LAST Drip Designs（ラストドリップデザインズ）では、世界に一つだけの刻印サービスも承っておりますので、必要な方はぜひご利用ください。

今回紹介したヌメ革素材のトラッカーウォレットはこちら

【ロングモデル】

トラッカーウォレット 2部屋構造（ロング）｜Non-Foundation Leather ノンファンデーションレザー「感動の瞬間を記録する日記帳のような革」

【ミドルモデル】

トラッカーウォレット 2部屋構造（ミドル）｜Non-Foundation Leather ノンファンデーションレザー「感動の瞬間を記録する日記帳のような革」

LAST Drip Designsの製品はカタログページへ飛んで頂くと、お好みのサイトでご購入頂けるサイトリンクあり。

【最後に】

この作品紹介記事は「使う人の目線」で作品の魅力をお伝えするため、レビューライティング頂いた記事になります！ラストドリップデザインズの作り手目線では気づけなかった「この作品の新たな魅力」がたくさん詰まっています！

素敵な記事をありがとうございました！

LAST Drip Designs｜ラストドリップデザインズ

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